ね〜え?
ヲトメゴコロは複雑なんですぅ
迷うわぁ♪
*
「失礼?宜しければ一緒に踊ってくださらない?」
壁に背を預け、守るべき主のほほえましいダンスを見つめていると
ふと声をかけられた。
「結構。間に合っている。」
視線はそのままで、冷たく断る。
「アラ、遠慮なさらずv」
冷たくあしらわれたにも関らず、特に気にする風でもなく近寄る
ある意味見事な、美女。
胡乱気な視線で向き直れば、そこにいたのは予想通りの人物で
兄であり、目の前の人間の上司でもある、今は城で眉間に更に皺を刻んでいるであろう男を呪った。
「グリ江のセクシーさに言葉も出ないって感じ?」
「・・・・。」
「・・・寡黙なところもステキっ☆」
「ははは、やめろ胸をおしつけるな。鳩くさい。本気で斬っていいか?」
元部下であり、幼馴染でもあるこの男と何故こうも長い間
付き合っていられたのか、己の忍耐力に称賛を与えたい。
本気で殺意を覚えそうになるのをこらえつつ、
精神の安定の為、視線を愛すべき主へと戻す。
「アレが、アンタの守るべきヒト?」
「ああ。」
視線は彼の人を追い、自然と顔が綻ぶ。
「グリ江のタイプだわ☆迫っちゃおうかしら♪」
「はははは。いっそ息の根を止めてこの世から排除する事が友人としての最後の義務だと思うんだ。」
「ヤダ?!もぉー本命はアナタだけですってvホントよぉ?」
剣の柄を握り締め壁際に追い詰めるが、
主からの気遣わしげな視線を感じ、思いとどまる。チッ。
「まさかこんな所で会うとは思っていなかったというか、思いたくなかったというか。」
「やだv運命!!運命ね!!この日の為にツェリ様デザイン、セクシードレスを選んだ甲斐があったわ♪」
「ある意味、犯罪だな。母に代わって謝罪するよ。」
「いやん☆犯罪的美しさって事!?グリ江照れちゃうぅー!!もしかして口説かれてるのかしら?」
「ははは。お前の脳が犯罪的だとは考えない事が不思議でならないよ。」
「大丈夫☆グリ江に全て身も心も任せて?!」
「はっははは、自殺願望が強いとは、気づかなくてすまんな?」
今度こそ殺るべく、場所を変えようとしたのが
愛すべき主から誤解されたのと、ほぼ同時だったトサ?
***
グリ江ちゃん初登場時のパーティ会場にてありきたりネタ
胸に鳩を仕込んでるのですよ奴は。鳩胸なんですよ。
シマッタΣ(゚д゚lll)こっちの方が次男がよく喋ってた。
送りつけるべき?(笑)
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