反省の色ナシ。
ヨザックの口添えもあっての怒りはとけ、今では公共の場ではコンラッドも自分を抑えるようにしている。
「なわけないでしょ!!んもうっ、ちっとも反省してない!!」
「仕方ないじゃないですか」
今日は庭で襲わんとしていた。
「仕方なくない!我慢しろ!!」
「出来ませんよ。出来るとしたらにも協力してもらわないと」
「はあ!?」
「可愛すぎるから悪いんです」
「何さらっと言っちゃってんの・・・!!」
「だって好きなんです。もう無理ですよ?嫌いになることは出来ないですから」
が照れて俯くとその顎を持ち自分に向かせる。
「好きですよ」
「・・・コンラッド・・」
甘い雰囲気が周りを包む。それを破るように頭上からストップがかけられた。
「はあーい、サーン?見るつもりはないけどちょうど視界に入るんですけどー?」
がバルコニーから声をかけた途端、はコンラッドを殴って脱兎の如く逃げ出した。
「あらあらウェラー卿、大丈夫―?」
「くっ・・・・・・」
「さすがグリ江仕込みの拳。正確に入ったみたいね」
「ま、まさかに変なこと教えてないですよね?」
「護身術を教えただけよ?」
「余計なことを教えないでくださいよ!」
「最近物騒だし?」
「俺がいるじゃないですか!!!」
「それが一番危険だって気付かない?・・・それよりあっち側に猊下がいたけどいいの?」
猊下、の言葉にコンラッドはあっという間に消えた。
「塩、送るんだ?」
背後からヨザックが声をかける。心なしか笑いを含んでいて。
「・・・が好きなのはコンラッドだから」
「優しーい」
ふん、とそっぽ向いたを後ろから抱きしめてその頬に口付けた。
「調子に乗るな」
「つれなーい。グリ江泣いちゃう!とばっちりでパジャマパーティ出られなかったのにぃ」
「だって可愛くない・・・」
続く言葉はヨザックに食べられて。その代わり甘い口付けが降ってきた。
「部屋ならいいんだろ?」
「・・・そういうわけでは・・・」
またの言葉を奪って深く深く触れ合うとの瞳が潤み出す。
「・・・いい?」
「聞くな。馬鹿」
ヨザックは短く笑ってから再び唇を重ねた。
右手は背中から中に差し込まれて直に肌を触る。
「―!!」
扉の開く音と可愛らしい少女の声。そして
「げっ!」
という陛下の声。
見られたと判断するには遅すぎた。
「とヨザックがとコンラッドみたいなことしてる!!」
「こら、グレタ!!」
陛下の慌てようとは対照的にはさっさと服や髪の乱れを直す。その様子にヨザックは髪を掻き毟った。
「今、あん時の隊長の気持ちがわかるよ」
「ご、ごめんな?出てくから。ほらグレタ行くぞ!」
わたわたと出口へ向かう二人。
「続きをどうぞー、なんて言われても無理ですよ。坊ちゃん」
「どこぞのウェラー卿じゃないからねえ」
「、それ伏せれてないから」
「いやだ陛下。隠してやる気なんてさらさらないわよ?」
「そうですか・・・しかし男前だな。あんなの見られてきゃーの一言もナシ?」
「きゃー!」
「いや、ヨザックじゃなくて」
は不敵に笑っていた。
「焦ったら獣の思うツボですもの」
「なにそれ?」
「いい?へーか。この」
と言うとはヨザックを指差す。
「獣はね。みたいにきゃーって恥ずかしがるあたしを見たかったわけ」
「恥ずかしがる・・・?」
想像できない。と、眉を寄せるユーリ。
「だって二人の隠す気のない気配にこの人が気付かないわけないでしょ?
後でウェラー卿みたいに怒られようとその好奇心には勝てなかったと見た」
「お見事」
ヨザックはがっくりと肩を落とした。
「賢いんだかそうでないんだか・・・」
「ひどいわー坊ちゃん」
「ヨザックももコンラッド達みたいに仲良しなんだね!」
きらきらと瞳を輝かせる未来の毒女候補には一瞬だけ顔を顰めた。
「ウェラー卿と同類にはして欲しくないわね」
「・・・やっぱりはコンラッドのこと嫌いなの?」
しゅんとうなだれたグレタに微笑んで
「そうじゃないよ。嫌いというよりむしろ好きだよ?あんなにいじめがいのある奴はそうはいないもん」
「。お前・・・」
「あら?なあに?どうしたの?へーか」
「坊ちゃん、は本当に嫌いな奴なら相手にもしませんから」
ヨザックのフォローの甲斐あってかグレタも納得したように頷いた。
「で?訪ねてきたのなら用事があったんじゃないの?」
「そう。、大変なの!!がね・・・」
「そぉお。ウェラー卿と猊下の取り合いにねえ」
グレタを案内役に出て行くの目は新しいおもちゃを手に入れた子供のように輝いていたと後に陛下とお庭番は語った。
〜〜fin〜〜
彩乃様より
せっかく甘くしてやろうと思ったのに邪魔が・・・でも裏はこっぱずかしいから送ってやんないよ。
どうしよう、このネタ考えるの楽しいや。
yu-ha
えー、裏は?(期待の目)
罠にはめた張本人が罠に嵌りつつありますよー(ニヤリ)
感謝感謝v大体管理人が下らん事で凹み気味な時を狙ったかのようにメールで送られてくるわけですが、
ええ、悶えます。(危ない子)もー大好きv
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