Mirror

部屋に漂うは、情事の後独特の甘い匂い。

部屋の中を一瞥し、目当ての人物を見つけることが出来ず、
慣れた足取りで、部屋の奥へと進む。

奥へと進む内に、強くなる甘い香りに眉を顰めつつ、次の部屋のドアに手をかける。


部屋の真ん中に大きく陣取ったキングサイズのベットの真ん中でシーツに包まれ、
規則的な寝息さえ聞こえる塊を見つけると大きく息を吐く。


そのまま歩を進め、ベットの真ん中にいるシーツの塊をブーツで踏みつけた。

「・・・・てめー、またオンナ連れ込みやがったな。」
「・・・。。」
「聞いてんのか?ぁあ?」
「・・・・きーこーぉーえーま゛ぁーせーぇぇん。。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

またも大きくため息をひとつ。そのまま、ベットの上の塊に腰掛け
片手はポケットに入れたまま器用に煙草に火をつける。

「お゛ーも゛ーい゛ぃー」
「やかましい。ガキのくせにいっちょ前にオンナ覚えやがって。」
「ぅあ?オンナじゃないよ?」
「尚、悪い。」
「・・・誰のせいよ?」
「俺の育て方が悪いってのか?あぁ?」

―そうじゃなくて、と言いかけてやめる。

(言えないし。)

「ヤルなとは言ってねぇ。誰かれ構わずヤッてんじゃねぇよ、っていうか
コ コ は 俺 の 家 な の 。
人のベットに連れ込むなとあれほど言ったのがわかんねぇのかテメーは。」
「―妬いてんの?」
心 配 し て や っ て ん だ よ ク ソ ガ キ

間近に顔が近づいて、さっきまで包まれていた甘い匂いが

煙草の匂いに消されて

言えない。

「おら、さっさと起きやがれ。仕事だ仕事」
「・・・はぁぁい。」




誰でもいいだなんて、欲しいのは貴方だけだなんて。


***

コレ書いたのが実はDVD見る前だったとか
ポジションがどんななのかとかさっぱりだったりした割に
結構、外れていないのが驚愕な感じ

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