俺は今笑えてる?
「一体何を考えてらっしゃるのだ議長は!!」
氷の容貌とは裏腹の炎のような気性は「白」になってからも変わることなく
「赤」から「緑」になった自分への八つ当たりもまた減る事はなかった。
(まぁ、他のモノに当たらないだけ大人になったってコトかねぇ。。)
机から落ちた書類を拾うと頭上から冷たい声が降ってきた
「・・・何がそんなに楽しいのです?」
顔を上げれば、いつの間にかそこに立っていたのは後輩の「赤」
「楽しそう?」
「違いますか?」
窓に映る自分の顔に張り付いていたのは微笑。
ああ、なるほど面白がってるように見えなくもない。
「ソイツのソレは地だ。気にするな。」
あまり有難くないフォロー。あーあーやっぱりねー釈然としてないよ?
ま、気にしないけど。
「笑いたくないくせに、無理に笑わないで。」
見抜いたのは彼女だけだった
笑顔という名のポーカフェイス
心から笑うことが出来たのは彼女がいたからで
彼女がいない今この場で
俺は今笑えてる?
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